書籍の紹介
新編 前立腺肥大症と前立腺がん
 
前立腺疾患の不安と悩みを解消!
■この本を推薦します■
帝京大学医学部 泌尿器科学教室 教授 堀江重郎氏

前立腺−男性だけにあり、その機能はまだはっきりとはわかっていない謎の臓器です。
いま、加齢にともない前立腺の病気、前立腺肥大症と前立腺がんが男性の健康にとってたいへん大きな問題となっています。

 前立腺肥大症は、現在、65歳以上の男性の3人に1人に見られるといわれますし、前立腺がんは、すでに米国では、男性に起こるがんのうち最も頻度が高いがんで、3人に1人に前立腺がんが発見され、10人に1人が前立腺がんで亡くなっています。

 日本でも前立腺がんは、現在最も増加が著しいがんで、今後30年間で罹患率は4倍に増えると想定されています。そして腫瘍マーカーであるPSAが、検診をはじめとして普及することで、初期の前立腺がんも多く見つかるようになりました。

 一方、前立腺肥大症と前立腺がんは、ともに薬物治療、超音波治療、放射線治療など、さまざまな治療が行われています。

 この前立腺の病気を的確に診断し、治療できるためには泌尿器科専門医のなかでも、すぐれた経験と技術が必要です。

 新妻雅治先生は、東大病院、国立がんセンターをはじめとするトップ病院でがん医療、先端医療の研鑽を積まれた前立腺の専門医で、なおかつ患者さんにたいへんやさしい、サービス精神満点の外科医として有名な方です。

 前立腺の病気の治療には多くのオプションがあり、また医療施設によって可能な治療法もかぎられていることから、患者さんも「どうやって、どの治療を選択しようか」と迷われることも多いと思います。

 本書は、前立腺肥大症と前立腺がんについて、わかりやすい筆致で、しかも専門医の間で現在話題になっているような、最先端の内容も含んでいます。

 特に、巻末にある患者さんの体験記は、まさに医師と患者さんの両方向の意思の疎通と、その結果としての「納得の医療」を心がけておられる新妻先生らしい内容と、瞠目いたしました。

 排尿のぐあいの思わしくない方、また、「ひょっとして、前立腺がんのおそれがある」と医師に言われて不安な方は、ぜひ本書をお読みいただき、ご担当の泌尿器科の先生とじっくり話し込んで、よい医療を受けていただくことを願っております。

 
新編 前立腺肥大症と前立腺がん

ISBNコード/ISBN:4-07-250211-1
判型・頁数/四六判 192 ページ

著者/新妻雅治
出版/:主婦の友社
定価/1,365円(本体1,300円+消費税5%)
発売日 2006/06/02
 


内容
「前立腺肥大症の治療では、TURP(経尿道的前立腺切除術)がゴールドスタンダード(最善の方法)といわれ、第一線の病院で治療にあたっている多くの泌尿器科医が、この方法で手術を行っています。
TURPのほかにも、レーザーや超音波を使った低浸襲の治療、尿道ステント法などがあるので、患者さんは、自分に合った治療を選択することができます。
前立腺がんの治療は、ホルモン治療をはじめとして、前立腺全摘除術やHIFU(高密度焦点式超音波法)、放射線療法、陽子線療法、重粒子線療法などが選択できます。
本書では、これらの最新医療の実情を踏まえ、わたしのクリニックで行っている新しい診療を紹介しながら、前立腺肥大症と前立腺がんの治療について、やさしく、くわしく、簡潔に説明しています。」


著者プロフィール
経歴
・東京大学病院泌尿器科助手
・武蔵野赤十字病院泌尿器科副部長
・自衛隊中央病院・三宿病院泌尿器科
・三井記念病院泌尿器科
・国立がんセンタ−中央病院泌尿器科
・千葉西総合病院透析センタ−泌尿器科部長
・東京共済病院泌尿器科部長を経て、
・平成8年8月 中目黒腎・泌尿器クリニック開設
・平成12年7月 柏フォレスト腎・泌尿器クリニック開設
新妻 雅治
(にいづま まさはる)
昭和25年生まれ


医療法人社団 昌擁会
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