前立腺とは
前立腺とは
どんな役割?
精液の一部である前立腺液を作る臓器です。

どこにあるの?
膀胱のすぐ下に接続し、その真中を尿道が貫いています。

どんなもの?
正常時の大きさは、栗の実大(20g前後)です。
前立腺の病気
前立腺肥大症・前立腺癌・前立腺炎等があります。
前立腺肥大症について
 
こんな症状があったら危険信号!
●尿の勢いが弱い
●おなかに力を入れないと排尿できない
●夜中、何度もトイレに起きる
●トイレに立ってからおしっこが出るまでに時間がかかる
●排尿後、残尿感がある
日常こんな事で制限を受けていませんか?
上のような症状があるために、こんなことで悩んでいませんか?
●寝る前に水分を取るのを控えている
●夜、何度もトイレに起きるのでぐっすり眠れない
●海外旅行やドライブを控えている
●演劇や映画を観るのを控えている
●ゴルフなどを控えている
 
 
前立腺肥大症って…?
  どんな役割?
前立腺肥大症とは、前立腺内腺が大きく肥大した良性のものです。前立腺が大きく肥大してくると、尿道を圧迫するため、おしっこが、出にくくなります。50歳頃から発生し、年を取るにしたがって発生頻度が高まってきます。50歳を過ぎたら前立腺検診を受けることをおすすめします。
どんな診断方法があるの?
肥大症の診断は痛くない!!
問診・尿流量測定・血液検査・超音波検査・触診等があります。
前立腺癌について
前立腺癌の症状
初期は、ほとんど無症状です。進行するとトイレが近い・尿が出にくい等排尿障害がでてきます。
前立腺癌って…?
肥大症は内腺が腫れるのに対し、癌は外腺が悪性化したものです。
症状が出てからでは遅すぎます。55歳を過ぎたら前立腺癌検診をおすすめします。
癌は何よりも早期発見・早期治療が要望されます!!
早期の前立腺癌を発見する検査としては次の3つがあり、理想は三者併用です。
(どれも痛いものではありません)
1)直腸診
2)経腹壁的超音波検査
3)血液検査(前立腺特異抗原測定=PSA測定)
測定のみは容易ですが、判定には泌尿器科専門医の診断が必須です。
前立腺癌について
前立腺癌の症状
一緒に考えてあなたに最適な治療法をみつけましょう!

1)薬剤治療
初期の場合、薬を飲む事で症状が和らぎます。

(1)症状改善剤
  一般的に症状や程度が軽い方に有効です。しかし前立腺肥大症を治す薬ではないので、
  いずれ手術になる方も少なくありません。※保険適応
(2)抗男性ホルモン剤
  脂質代謝異常やインポテンツなどの副作用があります※保険適応

2)低侵襲治療
低侵襲治療とは、体への負担を極力小さくするように配慮した手術です。

@高密度焦点式超音波治療(HIFU)【低浸襲治療】
A経尿道的レーザー前立腺切除術(ILCP/TURP)【外科的治療】
B経尿道的前立腺切除術(TUR-P)【外科的治療】
C経尿道的レーザー前立腺焼灼術(ILCP)【低浸襲治療】
D尿道ステント法【低浸襲治療】
Eマイクロ波高温度治療(TUMT)+前立腺部尿道バルーン拡張【低浸襲治療】

等があります。
 
 
身体を傷つけないので出血がなく極めて安全性が高い。
他の手術に比して体にダメージが少ない。
高齢者の患者様に最もお勧めできる。
何回でも繰り返し治療ができる。
射精機能を温存して排尿改善治療も可能。(TUIPを併用する場合もある)
 
 
 
腰椎麻酔により、レーザー照射と電気メス切除を同時に行う、根治性の高い手術
(治療時間約60〜90分)
出血が極めて軽微というレーザー手術の特徴に加え、電気メスによる切除により根治性が高い。
効果発現は速効性が高い。
中〜高度の排尿障害の方におすすめします。
特に巨大な前立腺肥大症(100〜200g)の方には、時として2回に分けて手術を行うことがあります。通常、一回目の手術で排尿障害はほぼ改善しますが根治的な治療を目指して2回目の手術を行うこともあります。また、手術を2回に分けて行うことでリスク分散もできます。
※腰椎麻酔は述後5〜6時間後には歩行することができ、当日から食事、軽作業が可能です。
 
 
腰椎麻酔により電気メスで切除する、根治性が高い手術。(治療時間約60〜90分)
通院が容易な方は日帰り手術が可能。遠方の方でも、1〜2日の入院で可能です。
中〜高度の排尿障害の方におすすめします。
効果発現は即効性が高い。
病院で最もポピュラーな手術です。通常2週間程度の入院治療として行われています。
   
仙骨麻酔により、手術直後に歩くことができます。(治療時間約60分)
治療効果は非常に高いものです。治療後は一過性に排尿障害が強まりますが、安全な対処法があります。
効果発現は、治療後2〜3ヶ月後。
軽〜中度の排尿障害の方におすすめします。
手術中や術後の出血が極めて軽微です。
射精機能を温存して排尿改善治療も可能です。
 
 
局所麻酔による外来治療(治療時間約15分)
速効性の治療効果が期待できます。
高度の排尿障害があり、(1)軽い痴呆を有する方(2)極めてご高齢の方(3)重篤な合併症を有する方など、一般に手術が不適当と考えられていた方で、現在カテーテル留置の方にはぜひおすすめします。
視力障害に対するメガネやコンタクトレンズの着用をイメージして下さい。
ファイバースコープを使って尿道からコイルを入れ、これを留置させて、前立腺に挟まれている尿道を広げ、排尿を可能にします。
巨大な前立腺肥大症(100〜200g)で開腹手術をすすめられたが、開腹手術に抵抗のある方(ご高齢な方)におすすめします。
尿道粘膜麻酔による外来通院治療 (治療時間約60分)
安全性を最優先した治療法。有効率は約80%と言われているが、その効果の度合いは人によりさまざまです。
効果発現は、治療後2〜3ヶ月後。
薬の効果が期待できない方、軽度の排尿障害の方に最初の治療法としておすすめします。
治療効果を上げる目的で前立腺部尿道バルーン拡張を同時に行なっております。




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